テロリストは誰?九条の会 

 

トップ   設立趣意   規約   活動報告   資料  リンク   メール  

2006/3/4

戦場における死 〜その責任をめぐって〜

『日本が占領した海南島で−60 年前は昨日のこと−』映画上映とディスカッション


趣旨

 

九条改悪を軸とした憲法改悪への流れは、昨年の総選挙での自民党圧勝や民主党の「改憲容認」の方向性でますます強まっています。私たち「テロリストは誰?九条の会」は、設立1周年を迎え、九条改悪阻止の一点で連帯する各地の「九条の会」の取組みに連携しながら、過去の侵略と今日の自衛隊派兵という事実を踏まえ、形骸化している九条を“鍛え直す”観点で本集会を開催します。

 

本集会では、(1)『日本が占領した海南島で―60 年前は昨日のこと―』を上映し、映画を制作され、「日本軍隊性奴隷」となった女性達の日本政府への訴訟を支援するキムチョンミさんをお招きし、いまだ日本国家と日本人自身によって明らかにしていない侵略と虐殺の事実を見つめ直し、「日本人の平和」に狭められた「平和運動」の意味を問い直します。(2)今日の高まるナショナリズムに随伴して、新たに市民社会が戦争を支える体制に雪崩れ込んでいる実態について、靖国解体企画の山口素明さんと現代企画室の太田昌国さんより報告をいただきます。(3)そして「戦場における死」が、公務として賞賛される死と自己責任として蔑まれる死と二分される現在、私たちはどのような立場で「反戦平和」「九条改悪阻止」を進めてゆくのか、参加される皆さんとともに考えてゆきます。

 

 

第1部:『日本が占領した海南島で』映画上映


【内容】

19392月、天皇ヒロヒトが「裁下」し、日本軍が海南島に奇襲上陸しました。それから19458月まで、6 年半。村を襲撃された海南島住民、植民地朝鮮の監獄から海南島へ連行され殺された「朝鮮報国隊」の人たち、アジアの各地から連行され酷使された人たち、「日本軍隊性奴隷」とされた人たちにとって、60年前の日本政府・日本軍・日本企業による虐殺・暴行・略奪・人権侵害・日本「文化」強制は、昨日のことです。アジア太平洋の民衆にとって、日本の侵略の時代は、反日・抗日闘争の時代でした。その時代は、全世界規模で、まだ、終わっていません。(DVD解説文より)

 

ドキュメンタリー・フィルム「日本が占領した海南島で ―60年まえは昨日のこと

紀州鉱山の真実を明らかにする会

 

第2部:ディスカッション


【講師】

キムチョンミさん

山口素明さん(靖国解体企画)

太田昌国さん(編集者)・現代企画室

 

 

 

CopyLeft L 2005-2006 All rights reserved by people.

 

 

 

inserted by FC2 system